シワ・たるみに効くという「シンエイク」の効果とは? 16.02.04  (更新: 

シンエイクとは蛇毒の意味を持つのですが、怖いから使いたくないというイメージを持たれる方もいると思います。
しかし化粧品として使われるシンエイクは高い美容効果があると言われており、人工の安全な成分です。

驚異のシワ取り成分、シンエイク?

シンエイクは、蛇の毒による「筋肉を麻痺させる作用」をアンチエイジングに応用できないかとスイスで研究が開始され、永年の歳月をかけ、シワ取り用の成分として開発されました。
その成分は当事、様々なメディアで取り上げられ、2006年には世界的に権威のあるスイス・テクノロジーアワード賞を受賞しました。

シンエイクは、表情筋の収縮と加齢によって発生し、深く固くなったシワを、毒に含まれる神経遮断物質と同様の働きで弛緩させ伸ばすことにより、肌をリラックスさせ、なめらかな状態にするということです。
つまり、筋肉の動きを緩くすることで、シワもできにくくなり、できたシワも薄くなるというのです。

「シンエイク」の特徴としてよく紹介される内容

  • 臨床検査で1日2回の使用で顔のシワが52%減
  • 使い続けることで効果がアップ!
  • 話題の成分「アルジルリン」の6倍の抗シワ効果があると言われています。
  • 即効性がある。
  • 保温・保湿効果が高い。

シンエイクは危険な成分ではない!

シンエイクとは「毒蛇」のことをいいますが、お肌のしわを消してくれる効果を真似て開発された人工の成分です。
お肌の弾力、ツヤ、保湿、美白などといった肌への効果があるとされ、韓国から流行ったカタツムリに次いで女性たちの注目を浴びている成分とこことでした。

つまり、シンエイクと言っても本物の蛇毒ではありません。
ある薬品企業がヨロイハブの蛇毒の作用である、筋肉を緩ませ麻痺させる蛇毒の成分を研究してペプチド成分を元に開発した人工成分で、現時点で副作用は確認されておりませんので、成分としては安全です。

しわ対策の成分として開発されたシンエイクは、年齢が高くなると目立ってくる、目元や口元のエイジングケアに効果があるとさてています。

シンエイクは徐々にお肌の調子が良くなるというクチコミもあり、シンエイクを配合したコスメはリピート率も非常に高いです。
(※ただし、シワが消えたり薄くなった、というような信憑性のあるクチコミや感想は見られません。)

美容法としてボトックスは人気ですが、このボトックスと同じ働きと作用があるということで、しわの解消に期待している人が多いのです。

シンエイク配合の化粧品は化粧水、乳液、クリームなどの他にパックなども最近出てきているので、自宅でも簡単に普段のスキンケアと同じように使えるようになりました。

シンエイクによるエイジングケア

シンエイクは肌サイクルを正常に戻す作用もあるとされ、顔の産毛などを減らす効果、脱毛としても関心が高いようです。
また美白成分の果物、ヨーグルトエキスなども配合されており、ニキビなどの肌トラブルにも効果があるとされ、健康的な肌を作ることが期待されています。

これらの評判が本当であれば、年齢肌や弾力が少なくなった40代、50代の女性にとっては、とても魅力のある成分です。

シンエイクは海外でテクノロジーアワードを受賞し、海外のセレブの間で人気が高まり国際的にも注目を集めました。

この「テクノロジーアワード」とは、現在、または将来的に美容分野での活用が見込まれる「商品・サービス」「技術」「活動・取り組み」等を表彰するアワード、とうことで、実際に効果が認められたということではない、ということにご注意ください。

シンエイク化粧品は「塗るボトックス」?

「塗るボトックス」と呼ばれているシンエイク化粧品は、「肌に塗ればボトックスと同様のシワ解消効果があるのでは?」と、とても期待されていいます。
表情ジワに対するアプローチという点においては、「塗るボトックス」とボトックス注射はとても良く似ているといるでしょう。
というのも、表情筋などの筋肉の動きを抑制する効果はボトックス注射に入っている成分と同じであると考えられているからです。

ボトックス注射と比較して、「塗るボトックス」を使うメリットとしては、塗るだけで手軽に使えることや、注射の痛みがないこと、また注射に比べればかかる費用が安いことなどが挙げられます。

「塗るボトックス」というと、今まで一般的に知られていたのは、シンエイクの他に「アルジルリン」を含んだ化粧品があります。

メーカーなどのHPではシンエイクはの抗シワ効果は、何と「アルジルリンの約6倍もある」と謳われています。
「シンエイク」は、蛇の毒の成分を参考に作られた人工的な成分で、蛇毒には筋肉をマヒさせる作用があり、これを利用しシワを伸ばすとされてています。

つまりシンエイクは、表情筋の収縮や加齢によって発生した深く固いシワを、弛緩させ伸ばすことにより、肌をリラックスさせなめらかな状態にするらしいのです。
しかも塗って肌に馴染ませた瞬間から、皮膚のシワ改善が始まるので、すぐに効果が実感でき、即効性があるという記載も、あったりします。

(※注射ではなく、角質層までしか浸透できないシンエイクの配合された化粧品をお肌に塗るだけで、上記のような効果があるのか、ちょっと疑問です。)

シンエイクは開発元のスイスのペンタファーム社でその効果を検証、実証済みデータを公開

過去にスイスのペンタファーム社(関連会社:ペンタファームジャパン株式会社)がシンエイクの効果を検証したデータを公開していました。
http://www.alivamax.com/docs/Syn-ake-Pentapharm.pdf
検証データでは明らかに大きな変化があり、額の表情ジワの大きな減少が見られたとのことです。
額のシワのうち52%も減少が見られたケースもあったといことです。

この情報はペンターファーム社に資料によるものです。
その効果に関しては個人差もあるでしょうし、日本ではシンエイクを配合している化粧品だからといってシワに何らかの改善効果があるとは謳えませんが、SNSなど個人がネットで気軽に発信できる現在でも、シンエイクがシワに効果がある、といって注目を浴びているわけではありません。

日本ではシンエイクの原価が高いため、シンエイクを配合した化粧品を販売しているメーカーは少ないですが、開発当初と比べると、スキンケア化粧品として販売しているメーカーもそこそこ増えてきました。

にもかかわらず、シンエイク配合化粧品でシワが明らかになくなった、薄くなった、などという評判は聞きません。

クチコミサイトはメーカーのインセンティブ目的でのさくら投稿が目立ちますし、ネット検索では信憑性に欠けるアフィリエイトサイトのレビューやランキングサイトのオススメ評価ばかりです。。

現状、化粧品のシンエイクに過度の期待は禁物のようです。

  • 広告
  • 広告
PageTop

CATEGORY