第一三共ヘルスケアの「ダーマエナジー」が販売停止になりました。(2013年12月)。
「ダーマエナジー」はレチノールを高濃度配合し「肌のハリや潤いを保つ」と謳って中高年をターゲットに通信販売されていた美容液や化粧水のシリーズです。
販売停止の理由は顧客から寄せられた肌のかゆみやかぶれ、発疹、腫れといった苦情でした。
その原因は配合成分の「レチノール」と発表されました。
その後、同社は使用の有無にかかわらず返品に応じるという措置をとっています。
配合成分のレチノールが副作用の原因?
このレチノールだけが特別、前述のような副作用を起こすということではありません。
レチノールに高い美容成分があるのは事実ですが配合度合いが高すぎるとこのような副作用が出てきてしまうのです。
他にも効果の高い美容成分でも高濃度配合することで副作用が出てくる成分もあります。
効果が高いということはその分、お肌への刺激も高くなる傾向にありますので配合バランスがとても大切になってきます。
また、敏感肌の方やアトピー、乾燥肌の方など、肌の弱い方は人一倍刺激に敏感になりますので注意が必要です。
美容業界は競合企業が多く、激戦ですので他社より効果を高めるための対策として配合量を増やすということは各社考えると思いますが限界を超えるとこのような副作用が出てきてしまいます。
お肌につける化粧品の場合、新発売の商品や新しい配合成分が使われている商品はしばらく待ってから購入する方がいいでしょう。
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