無添加への過信は禁物。スキンケアの基本は「落として」「残さない」こと。オススメの無添加化粧品、幹細胞コスメ比較ランキングなどご紹介。

無添加への過信は禁物。スキンケアの基本は「落として」「残さない」こと2016.11.16

無添加への過信は禁物。スキンケアの基本は「落として」「残さない」こと

毎日絶対欠かせないスキンケアは「クレンジング」と「洗顔」

スキンケアというとまずは何かを「足す」ことを考えがちです。
水分に脂分にコラーゲンにビタミンCにヒアルロン酸...色とりどりの美容成分をいかにお肌に与え、浸透させるかが勝負であるかのように思えます。
でも、ちょっと待ってください。基礎化粧品をお肌に塗っても浸透するのは角質という、お肌の表面から0.02mm位の所までです。
お肌に必要なうるおいを作る力は、本来私たちのお肌に自然に備わっています。
スキンケアにとって本当に大切なのは、このお肌本来の力を十分に発揮できる環境を整えてあげること。それには、お肌の角質のターンオーバーのサイクルに沿って、汚れと古くなった角質だけを過不足なく取り除くこと、つまりは適切なクレンジングと洗顔こそが重要です。
ところが、この一番大切なクレンジングと洗顔に含まれる洗浄成分、往々にして古くなった角質だけでなく、まだ新しい角質やお肌が作った天然のうるおいを根こそぎ落としてしまうこともあるのです。
さらにはお肌に残り、お肌そのものを破壊してしまうことも。
クレンジングも洗顔も、毎日欠かすわけにはいかない大切なスキンケア。自分のお肌にあった洗浄成分を選ぶことが何よりも大切です。

洗顔料で汚れが落ちる仕組み

クレンジングや洗顔料に含まれている洗浄成分は、9割以上が「界面活性剤」と呼ばれるものです。
昔ながらの石けんであっても、「合成」ではないにしろ、「界面活性剤」であることには違いありません。
洗浄成分としての界面活性剤の主な役割は、ご存じの通り油性の汚れを水と馴染ませて落とすことですが、油は絶対水には溶けないのになぜそのようなことが可能なのでしょうか。

広告

界面活性剤には、一つひとつの分子レベルで油と馴染む「親油基」と、水に馴染む「親水基」が共に備わっています。
界面活性剤を含む石けんなどでものを洗うと、水中(泡の中)の親油基の方は油汚れに吸着して周りを取り囲み、汚れを小さな粒にしてしまう一方、親水基は水と接することになります。
そのため、親油基に囲まれた汚れの小さな粒は水中に散らばって溶け込み、洗い流すことができるわけです。これが、界面活性剤が皮脂などの油性汚れを落とすメカニズムです。

基本1-洗浄力「決め手はPHとイオン性」

洗顔料は選び方を失敗すると、お肌に必要なものまで落としすぎてしまったり(逆に落ちなさ過ぎても当然トラブルの原因になります)、お肌に残って炎症を起こしてしまったりする恐れがあると前述しました。
洗顔料は自分のお肌に合った洗浄力を持ち、極力お肌に残留しない成分が含まれていることを確認する必要があるわけです。
そのために知っておくべきことは何でしょうか。まずは洗浄力から確認してみましょう。

洗浄力の決め手となるもの、一つ目はPHです。
水酸化ナトリウムなどの強いアルカリでも、塩酸や硫酸などの強い酸でもお肌を溶かしてしまいますよね。これをタンパク質変性といいます。
石けんが強い洗浄力を誇るのは、アルカリによって軽いたんぱく質変性を起こすためです。
一方、石けん以外の合成界面活性剤は、基本中性となります。

では、合成界面活性剤の方が石けんより洗浄力がマイルドなのか、というと一口にそうは言えません。
洗浄力の決め手となるもう一つの要素があります。それは、イオン性の強さです。
お肌の汚れは水中ではプラスの電荷を帯びています。
一方、お肌の汚れの洗浄に使われる合成界面活性剤の多くは、アニオン界面活性剤というもので、こちらはマイナスに帯電しています。
そのため、プラスに帯電している皮脂汚れを吸着しやすくなるのです。とはいえ、合成界面活性剤の中でも電荷を持たないノニオン界面活性剤や、水のPHによってプラスマイナスどちらの電荷も持てる両性界面活性剤などもあり、一概に合成界面活性剤だからどうこう、とは言えません。

基本2-残留性「分子量と親水基の強さ」

次に残留性です。こちらは主に分子量の大きさで決まります。
当然分子量が大きいほうが洗い流しやすく、小さいほどお肌の隙間に入り込み、落ちにくく、手荒れの原因となります。

ただし、石けんが「お肌に残らない」と言われるのは別の理由です。親水基が弱い脂肪酸でできているためです。
石けんの親水基はカルボン酸といいますが、このカルボン酸は弱く、水中や体についているミネラル分と反応してすぐに石けんカスになってしまうため、界面活性剤としての役割を失ってしまうのです。

既に肌荒れが進んでいる方、ひどい乾燥肌の方は皮膚科へ直行しましょう!

以上、洗顔料による洗浄の概要を説明してきました。ここまでお読みいただいた方は「じゃあ、アルカリ性、強いイオン性、小さい分子量、親水基が強い界面活性剤の入った洗顔料を避ければよいのね。見分け方を教えて!」とお思いになるでしょう。
ところが、洗浄成分の種類は数千種以上に及び、しかも一つ一つの名前がとても長いのです。

広告

アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、アルファスルホ脂肪酸エステルナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテルにココイルグルタミンン酸Na...といった具合です。
加えて、合成界面活性剤以外にも、このような複雑な名前を持った添加物は数多く存在しており、そもそも「何が合成界面活性剤なのか」ですら、分かりづらいのが現状です。
また、一般的に言われているように天然由来の成分で作ったから洗浄力が優しいとも言えません。
界面活性剤の原料となる脂肪酸は、植物からでも石油からでも全く同じものを作り出すことができます。
さらに、「無添加化粧品」と謳われているものであっても、界面活性剤それ自体が無添加、ということはごく一部のものを除き考えづらいです。肌に負担をかけない洗顔料を見分けるのは、とても難しいものなのです。

すでに肌荒れが進んでいる方、ひどい乾燥肌などでお肌のバリア機能が弱まっている、そんな「待ったナシ」の方。無理に自分で探すのは止めましょう。
お手持ちの基礎化粧品をもって皮膚科に相談されることをお勧めします。
皮膚科によっては「パッチテスト」を行い、肌荒れを引き起こしている成分は何か、探してもらえますよ。

乾燥肌に悩みがちな方の、洗顔料との付き合い方

皮膚科に相談に行くほどではないけれども、常日頃乾燥肌に悩んでいる、洗顔後大急ぎで化粧水をつけないと大変なことになる...そんなあなたは、ひとまずクレンジングは天然オイルを使ったものを、洗顔料はアミノ酸系石けんを使ってみてはいかがでしょうか。
界面活性剤や香料などの化学物質である添加物が入っていない、無添加のものであるということもポイントです。

まず、天然オイルのクレンジングですが、こちらはオイルでメイクを馴染ませた後、水で洗い流せるよう合成界面活性剤をプラスしたものです。
使われている合成界面活性剤は洗浄目的ではなく、あくまで水で流すことが目的なので、ほとんどが電荷を持たないノニオン界面活性剤となります。したがってその働きはマイルドで、肌にそれほど負担をかけません。 ただ、このタイプのクレンジングは、使われているオイルに注意しないとお肌にストレスを与えることになります。
乾燥肌の方は、天然由来のオイルを選びましょう。
石油由来のミネラルオイルは肌に残りやすく、必然的に高い洗浄力を持った洗顔料が必要になってしまいます。
また、強い油であるため、必要な皮脂まで溶かしてしまい、洗顔と一緒にオフされてしまうこともあり得ます。

洗顔料については、アミノ酸系の石けんがおすすめです。アミノ酸系の洗浄成分は、親油基と親水基との間にアミノ酸が挟まっていることが特徴です。そのため、分子量もやや大きくなり、優しい洗浄力です。
また、お肌と同じ弱酸性の環境下で働くため、通常の石けんと違い、お肌に対する刺激も弱くなります。

広告

普通肌~オイリーだけどアレルギー体質...そんな方は合成界面活性剤断ち!

特に乾燥はしないし、敏感肌でもないけれども、合わない化粧品で肌荒れしたことがあるから心配、とか、肌に直接触れるもの位は安全なものを選びたい...、そんな方にお勧めなのが、合成界面活性剤抜きのクレンジング&洗顔になります。

昔ながらの洗い流さないタイプのコールドクリームを使ってみましょう。主にミネラルオイル、ワセリン、パラフィンなどで作られており、合成界面活性剤などは入っていません。
油で油汚れをなじませてふき取る、単純な仕組みのクレンジングです。
安全なクレンジングなのに比較的安価なのも嬉しいところ。ただし、ティッシュオフするときの摩擦には気を付けましょう。

また、洗顔はいっそシンプルに「石けん」で如何でしょうか。ただ、スーパーなどで大量に販売されている大手メーカーの石けんは、さりげなく合成界面活性剤が含まれているものもあるのでご注意ください。
成分表を見て、「石けん素地」「脂肪酸ナトリウム」「脂肪酸カリウム」以外の洗浄成分の表示がなければ大丈夫でしょう。

特に悩みはないけれども、できれば危ないのは避けたい方

今まで化粧品で肌荒れを起こしたことはないし、敏感肌でもない。余り神経質にはなりたくないけれども、体に害をなすものはちょっと...という方。
とはいえ、前述のとおり、危ない成分を素人が見抜くのは実質不可能なのですが、ひとまず「あたりをつける」方法の一部をお伝えします。

まず、この表示はとりあえず避けた方が無難、というものが3つあります。
「ラウリル硫酸Na」「ラウレス硫酸Na」「オレス-n(数字が入ります)」です。
ラウリル硫酸Naはイオン性が強いうえ、分子量も小さいため、皮脂を落としすぎ、かつお肌に残留します。
そこでせめて分子量を大きくして残留性を低くしたのがラウレス硫酸Naですが、洗浄力が強すぎることには変わりがありません。
いずれも安価で合成できるため、未だによく使われている(使わざるを得ない)成分です。
また、「オレス-n」については、過去に目のトラブルを起こしたことで有名な成分です。ぜひ、避けましょう。

広告

また、成分表に「~酸」という表示が含まれていたら(だからと言って合成界面活性剤とは限らないのですが)、お手持ちのスマホで調べてみましょう。
Wikipediaなどが一番上にヒットし、そこに化学式が書かれていると思います。「O」つまり酸素は幾つありましたでしょうか。
実はこの数が多ければ多いほど合成界面活性剤のイオン性は強くなります。
4つ、あるいは3つあったらかなりイオン性は強い方、と考えていてよさそうです。

あとは、「PEG」という表示のあとに数字が続く場合。こちら、20以上なら分子量は非常に大きく残留しませんが、12以下ならアレルギーを起こす可能性もあります。
あるいは、シンプルに皮膚トラブルを起こす可能性がある成分をまとめた「旧表示指定成分」と照合してみても良いかも知れません。
旧表示指定成分は103種類ありますが、こちらで簡単に調べられますので参考にしてください。

このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事
  • エイジングケアお役立ちコラム
  • ラ・ミューテ美肌セット
  • 本気の美白
  • ワキ汗、汗ジミ
  • オーガニックホホバオイル
  • エイジングケアお役立ちコラム
広告
ページTOPへ

カテゴリ

※当サイトに掲載している内容はあくまで当サイト運営者が独自にネットや他の書籍などを調べた内容を要約して独自の感想を交えながら掲載したものです。
情報の正確性について保証するものではありませんので予めご了承ください。